2019年7月13日土曜日

都市計画塾

今日は、熱田まで、都市マスの勉強会に行ってきました!
県内の各地から、無党派市民派の議員の方が参加されていて、会報などの情報交換など、新人の城内には大変刺激になりました。

「都市マス」とは、「都市計画マスタープラン」の略語。
「市町村マスタープラン」ともよばれていて、5~10年単位で、市町村が構想する都市計画のこと。

都市計画の歴史は、かつての日本の首都であった平安京の建設にみられるとのこと。
城郭の中に、人や寺や門、娯楽のまちなど、どう配置していくのかと。

また近代の都市計画については、産業革命により、農村から都市へと人口が流動し、都市が過密化することで、水不足や水質汚染が起こり、疫病が増加。
都市計画はその病の対策のために行われたとのこと。
道路、上下水道の整備、住宅地をどのように開発していくのかと。

刈谷市の都市計画マスタープランは↓
https://www.city.kariya.lg.jp/shisei/machizukuri/masutapuran/zenbun.html

その都市計画を刈谷市の地図に表記してあるのが「刈谷市都市計画図」。
「まちづくり推進課」にあります。
刈谷市HPにweb版もあります↓
https://www.city.kariya.lg.jp/toshikei/toshikei-jyouho/index.htm

ご覧になると、市街化区域や市街化調整区域の区域の違い、これから建設予定となっている道路や開発地区、景観や自然を保護しなければならない地区や、防火地域、自分の地域にはどんな高さや広さ、建築物の種類の建物が造ることができるのかなどが、調べられます。

そしてこの都市マス、多くの自治体が、見直し時期にあり、刈谷市も2020年が計画目標年になっています。

都市マスの策定にあたっては「必ず住民の意見を反映させるために必要な措置を講ずるもの」と制定されているので、委員会が設置されたり、パブコメや住民説明会、アンケートなどが実施されるとのこと。

しかし住民側は意見をたずねられても、その内容が分かりにくい、現実味がないということで、実際に工事が始まる段階になって初めて知ったり、問題になることが多々あるとのこと。

なので、皆さま、都市マスや、都市計画図をご覧になってみてください。
なかなかおもしろいですよ!
事業が始まってからでは手遅れになってしまうし、地域で開発格差を感じたりするかも。
疑問や意見あれば、ぜひ行政や議員に声を届けてください。

行政は、市民に、都市マスの重要性や分かりやすい説明を行うこと、どのように、どれだけ手厚く対応できるかが大事であることを、教えて頂きました。