今日は息子たちのピアノ発表会でした。
刈谷市産業振興センター7階小ホール。
私が市民活動でよく利用していた会場です。
約300席近い客席が、舞台にたいして緩やかな角度で設計されていて、
舞台と一体感があり、温かい雰囲気があり、とても好きな会場です。
会場外のロビーは、丸いソファが置かれ、子どもたちも寝ころびやすく、
採光の良い設計で明るくて、控室も付いていて、使い勝手の良い会場です。
さて、息子たち、本番です。
去年の暮れの曲選びから始まり、はや5か月。
中3の長男は、平井康三郎作曲の「幻想曲さくらさくら」
これがもうかっこいい曲なんです!
中1の次男は、モーツァルト作曲「トルコ行進曲」
発表会では定番中の定番、テンポの良い力強い曲です。
演奏の出来は別として...なんて言ったら息子たちに怒られますが、彼らなりに取り組めました、発表できるところまで何とか仕上げてきましたので、良しとしましょう。
2か月前、あまりにも進みが悪く、ピアノの先生から、自宅の練習の協力を求められ、案の定と思いながらも、幼い頃のように傍で練習を聴かせてくれる年ではありません。
アドバイスしようにもできず、2階にあるピアノ部屋に向かい、手が止まる度に、1階から練習継続の声かけするくらい。
ほめてみたり、思わず率直な毒舌言ってしまったりと。
それでも思春期真っ只中の息子たち!どうにもこうにもなりません。
毎回、発表会での演奏を聴くたびに、もっと練習がんばれば弾けるのになあ、もったいないなあ、と。
あ、また怒られますね。
よくがんばりました!お疲れさまでした!
高齢者施設では、多くの利用者さんたちは、レクリエーションで行う「歌おう会」が大好きです。ピアノの演奏に合わせて、童謡や懐メロを歌います。
普段のレクリエーションには興味を示さない方でも、歌おう会になると、大きな声で歌って見える方、静かに口ずさんで見える方、不穏になりがちな認知症の方が穏やかになる。
業務をしている職員の気持ちも落ち着く。
ピアノの音色には、音楽には、人を心地良くさせてくれる、そんな不思議な力があります。
息子たち、幼い頃から続けているピアノ、そして音楽は、いつかどこかで、何らかの形で、あなたたちを支えてくれるのではないかと、願っています。