「あんたのお父さんと町内会でがんばったよ。なつかしいな。地域のためにがんばってよ」
実家のお店が、今となっては刈谷で1番古いバーになりました。
開店当初は同業者である父の弟のお店とともに、刈谷で2番目にオープンしたと聞いています。
バーのマスターであった父、61歳という若さで亡くなりました。
お酒、商売柄またもともと好きだったのでしょう。
沢山飲んだものね。
昭和一桁生まれの父は、豪快そのものでした。
その父を看取った母、私はその時の母と同じ年齢になっていることに、昨日はっと気づきました。
お店の準備や営業、その合間に父の病床へ。
母、よくやりましたね。
私はいつまでたってもあなたにかないません。
ごあいさつ回りをしていると、城内しづですとお伝えしても知らない方が大半です。
実家の店の名前をお伝えすると、分かって頂けます。
地域で何十年、商売をしているということは、こういうことなのかと。
地域のつながりをつくっていることなんだと、当たり前のことなのでしょうが、実感しています。
何年も積み重ねてきたその方の努力や信念、生きてきた証そのものです。
「在庫ばかりがたまってねえ、なかなかやりきれないんだけど、でも近所の方がおしゃべりに寄ってくださってね、それを楽しみにしてくれてねえ」
とおっしゃる婦人服店のご婦人。
皆さん、買い物は大型店へ行かれる時代。
小売店の方は、大変きびしい状況かと思います。
しかし、地域のつながりをつくっている「主役」であることを実感します。
小売店経営が、活性化していく良い提案がありましたらお寄せください。
市民の皆さまと取り組みたい課題です。
「選挙でがんばって応援しても協力しても、当選しちゃうと、自分のことだけになっちゃうんだよね。ぼくたちのことはどうでもよくなっちゃうんだよね。もう選挙はこりごり」
その方の無念さが強く伝わってきます。
市政へ挑戦する者として、重く受け止めました。
皆さま、選挙にいきましょう!
そして、市民目線に立ち続けてくれる候補者を、ぜひとも選んでください!